【2017年3月9日】「日経メッセ 街づくり・店づくり総合展」が3月7日、江東区有明の東京ビッグサイトで開幕した。主催は日本経済新聞社。
同イベントは「JAPAN SHOP」「リテールテックJAPAN」など8つの展示会で構成される店舗関連や内装・建材の総合見本市。
今年は2月に「フランチャイズ・ショー」と「インバウンドビジネス総合展」が行われる2期開催となった。
プリント&プロモーションでは「JAPAN SHOP」に引き続き「リテールテックJAPAN」でも、プリントや販促にかかわる内容を紹介する。
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「リテールテック JAPAN 2017」その2
寺岡精工(RT1301)では、ロッテと共同開発したレジ前の売り場提案を紹介している。
「LOTTE INSIGHT CENTER」の担当者は「レジ前売り場だけは購買行動が異なる。米国ではスーパーマーケットの売り上げの約5%がレジ前だが、日本は約0.5%。まだ伸びる余地がある」と見せ方や商品の選択などで提案を行う。
ブレイン(RT1224)の「開運スキャン神技」は、お守りやお札を並べてスキャンするだけで、値段を計算する自動レジシステム。外装は神棚を模したユニークなもので、本物の神棚職人に依頼して制作したという。
同社はベーカリーショップ向けの自動レジシステムが主力。「開運スキャン神技」は「ベーカリーショップ以上に短期アルバイトの多い神社で、計算ミスを防ぐものとして開発した」と、会計が神頼みにならなくて済むという仕掛けだ。
すでに靖国神社での採用が決定しており、間もなく稼働する予定。
大日本印刷(RT1401)は、センシング技術と電子ペーパー「Eink」を使った店舗装飾をブースで実演。操作パネルと連動してPOPの色が変化するなどのデモンストレーションを行っている。「Eink」には、黄色、スカイブルー、ダークブルー、ブラウンなど新職が増えており、表現力が向上している。
ブラザー販売(RT1327)のスキャンカット「CM650W」は、超小型のカッティングプロッタ。最大296mm×603mmまで、紙やステッカー、布などをカットできる。
ショップのPOPやステッカー、変わった形のショップカードなどさまざまな用途に対応する。
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