【2019年6月17日】エデルマングループはこのほど、「Landa S10」ナノグラフィック印刷機が商業運転に入ったことを発表した。
エデルマングループの「Landa S10」導入は、ヨーロッパ初となるもの。
「Landa S10」は、B1判(41インチ)用紙を用いた毎時6,500枚の速度の印刷を実現した。
同社ハイデンハイム工場で開かれた披露会にが、世界中からの60の大手加工業者と印刷企業が参加した。
参加者の注目は、「Landa S10」がどのようにエデルマンのオフセット印刷技術を完璧に補完するのか、安定した高い印刷品質で必要なものを、必要な時に提供できるのか、などに注目が集まった。
エデルマングループのCEOであるOliver Bruns氏は「印刷と包装の世界では、誰もが私たちのLanda S10が期待通りに動いているかどうかを知りたいと熱望している。印刷品質が良いかどうか、7色を使用しているかどうか、繰り返し質問されている。また、B1判サイズ(41インチ)の用紙で毎時6,500枚の印刷を実現し、それで商業印刷の仕事を実際に行っているのか、とも聞かれる。その答えはその通りだということ。Landa S10は、年中無休でフル稼働する生産機として作られ、色は鮮やかで刺激的、強烈で生き生きとしている。私はこれに匹敵する他の技術を見たことがない」と述べている。
また「導入は大成功を収めており、数週間のうちにベータ段階が終了すると予想」と強調する。
エデルマングループは、ヘルスケアや美容、消費者製品のパッケージソリューションが専門。ヨーロッパ、アジア、北アメリカ、南アメリカにまたがる9カ国で事業を展開しており、年間56億以上のパッケージと小冊子を製造している。
一方、ランダデジタルプリンティングのCEO、Yishai Amir氏は、「我々はエデルマンでのLanda S10の成功に非常に興奮しており、数週間以内でのベータ段階からの離脱を期待している。この成功は、あらゆる面で我々自身の事業の進歩を反映。生産と市場投入の継続的な拡大により、2019年末までに3大陸に印刷機を設置し、印刷を行う予定」としている。
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